たもんじどうしゃ通信

2023.01.11

車検証が電子化になりました

 2023年1月4日より、車検証がICタグを貼付した電子車検証に変更されました。

今後もたくさんの情報招集していきお客様に明確な情報をお届けいたします

なぜ自動車検査証が電子化?変更の理由とは

 国土交通省によれば、今回の電子化について「自動車ユーザーや自動車関係の事業者のさらなる利便性向上」を理由としています。従来では、車検証の交付を受けるためには運輸支局等への出頭が必要ですが、車検証を電子化することで出頭を不要とする制度とシステムを導入し、手続きの手間や時間をカットするということです。

 また、専用アプリを導入し、PCやスマートフォンで車検証情報を閲覧したり、リコール情報などの確認ができるようになります。

電子車検証とはどんな物?変更前の車検証と比べてみた

従来の車検証と電子車検証とでは、サイズが変わります。従来の車検証はA4サイズ(210mm×297mm)の紙であったのに対し、電子車検証は105mm×177.8mmの厚紙に。これはA6サイズ(文庫本のサイズ)を30mmほど長くしたような大きさです。

なお、電子車検証に搭載されるICタグについては、車検証情報の記録領域とは別に、アプリケーションの搭載が可能な記録領域を設けており、空き領域の利活用方法を今後検討していくとしています。

 

気を付けておきたい 電子車検証のデメリット(注意点)とは

 車検証の電子化で便利になる点がある一方、気を付けておきたい点もいくつかあります。

 ICタグが搭載されることで、保管方法はぜひとも注意したいところ。ダッシュボード上などの過度に高温になりやすい場所に放置したり、折り曲げは厳禁。ICタグのみを切り取るのもNGです。

 また、車検証閲覧アプリで読み取った情報について、2022年11月現在、スマートフォンの機種変更の際の引き継ぎや、アプリを削除した場合の復元は不可とされています。機種変更をしたり、アプリを削除した場合はもう一度読み取りすることで閲覧可能です。

 電子車検証の発行は、その発行対象となる手続き以外で発行することはできません。

 なお、今回の電子化に伴い、2023年1月1日から各種手数料が手続きの種類により50円~500円程度、引き上げされます。事前に車検の予算を計算しておきたい場合は注意が必要です。

【参考資料】国土交通省:車検手続きのデジタル化のお知らせ【手数料変更】(令和5年1月施行)

カレンダー

«1月»
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31     

ブログ内検索

ページトップへ